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温の再挑戦への軌跡

2009年グランドオープン

2009年8月1日に札幌市東区北17条東15丁目4-20に「新和食カフェ 温」が「地域に愛されるお店創り、お子様からお年寄りまで美味しいものをお安く提供する」というコンセプトでグランドオープン。

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2010年サラダバー導入

オープン当初の店内は、「頼んだものがまだ来ないんですけど?」「これ注文したものと違う!」などと自分たちが思い描いていたのとはほど遠い状況・・・

翌年2010年には「サラダバー」を導入。野菜の価格が年々高騰する状況。

そんな中でサラダバーは温にとって必要な商品のひとつとなり、季節になれば自社農園でとれた新鮮な無農薬・減農薬野菜も提供し、女性客を中心に、お昼時にはサラリーマン客の姿でサラダバーの周辺にはいつも人が賑わっていた。

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2014年カラオケ機械(LIVE DAM)導入

それから数年が経ち、2014年には団体の宴会客を取り込む為に当時では最新機種「LIVE DAM」のカラオケ機器を導入。店内も防音壁にするなどと工夫を凝らした。

カラオケ機器の導入をきっかけに宴会客の利用も増え、年末年始を始め予約は増え続けた。

2018年胆振東部地震

たくさんのテレビ取材やラジオ番組・雑誌等の出演などの影響もあり好調にみえていた店舗営業も2018年の胆振東部地震で店舗内・外観にもかなりのダメージを受けた。店舗周辺の道路は1週間程、全面通行止めを余儀なくされ、開通になった後も道路復旧工事、店舗外観補修工事と思う様に集客も出来ない日々が続いた。

2019年リニューアルオープン

翌年の2019年には、温の集大成として今までの営業形態を一新した形でのリニューアルオープン。昼はレストラン・夜は居酒屋として今まで弱かった夜の営業に活気が溢れるのを実感した。和食一筋の料理人が仕入れから調理まで行う新鮮な生ネタは評判が高く幅広い世代に愛され、利用されるお店となりつつあった。

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2020年新型コロナウイルス感染拡大

これからという中で、新型コロナウイルスの感染が日に日に広がっていく中、営業時間の短縮、店内飲食の自粛などと新型コロナウイルスの影響は日に日に増して売り上げも前年比の40%台まで落ち込んだ。

2020年11月閉店 NEWS ZERO

テイクアウトもすぐにスタート。持ち帰り・デリバリーにチカラを入れたが新型コロナウイルスには勝てず2020年11月20日「日本テレビNEWS ZERO」の番組内に放送されながら閉店。

営業最終日は、オープン前から120席ある店内は予約を受けきれない程の予約で満席となり、お花や差し入れ、他にもたくさんの方から逆に感謝の言葉を頂き涙をこぼす場面も・・・

最後はスタッフ全員でお客様を見送り11年間の感謝の気持ちを込めた。

改めまして「11年間支えてくださいました皆様、本当にありがとうございました。」

再起と挑戦

閉店後は、残念ながら退職してしまったスタッフもいましたが、「今まで以上に会社を盛り上げる」「もう一度、温をやるんだ」という強い気持ちを胸に残ったスタッフは各部署でそれぞれ力を発揮。

それから半年が過ぎコロナが落ち着くところか状況は厳しさを増すばかり。スタッフ同士の中で、色々な取り組みやイベント商品の販売などと試行錯誤を繰り返す毎日。

 

そんなある日、社長・部長をはじめスタッフ一同が集結しミーティングを行い今後についての話し合い。

そこで出た答えは

『 11年間、温を支えてくれた、たくさんのお客様に恩返しがしたい 』

コロナ禍の状況でも可能なこと、喜んでもらえる事をスタッフ全員で考えた結果、2009年に温がグランドオープンした時の気持ち・コンセプトが変わる事はありません。

これからも東区を中心に、少しカタチは変わりますが皆様に喜んでいただけるお弁当をお届けし、皆様との出会いを大切にし、満足のいく商品を提供して参ります。

 

今後ともどうぞ宜しくお願い致します。

株式会社アイデック  温 スタッフ一同

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